ホーム > 闘病日記 1 > 2 > 3 > 4 > 5 > 6
闘病日記
2003.2.11
1ヶ月間入院しました。しかも、怪我じゃぁなくて病気で…。
自然気胸について
これは、肺に穴があいてしまう病気。
穴があくといっても、肺の表面に「フクロ」っていわれるものができて(ちょうど、餅を焼いた時に膨らむようなもの)、そこが破けちゃうらしい。
体内は、外気圧より圧が低いので、肺から吸った空気が、体内に逃げ込んで、肺を萎ませちゃうとのこと。たしかそんな感じ。
左肺だと、狭心症や心筋梗塞と同じような痛み方らしい。
原因は特定されていないらしい。そのため、「病気と言うよりは、事故とか怪我だと思って直しなさい。」とも言われました。
病室に入ると、すぐさまベッドに仰向けに寝るように指示された。
「あの〜、オレ背中が痛くて、仰向けって厳しいんだけど…。」
そんな訴えは、聞き入れてもらえるはずも無く、看護婦さんに両脇から押さえられ、仰向けに。
「は〜い、ちょっと痛いよー。」
お決まりのセリフの後、左胸に麻酔をうつ。
胸だよ胸。おっぱいの10センチくらい上。そこに注射。ぷすっと。
麻酔が効いてきたら、今度はチクッとな。
どうやら、切っているらしい。おっぱい周辺を。
これで、何をするかって〜と、チューブを胸に入れるとのこと。こいつで、吸引をかけて、体内に逃げた空気を抜くらしい。そうすれば、肺は膨らんでくる。後は、自然治癒を待つばかり…。
しか〜し、オレのおっぱい周辺には、あばら骨君がいる。そう簡単には入らない。なんか、無理やりねじ込んでるんじゃないかって感じ。入った瞬間を表現すると、
「ドッ!カン!」
ってきたもん。
チューブが入ったところで、今度はそいつを、壁の吸引器に繋げる。その間には、ドレンバッグって言ったかな?、要は、まだ空気が抜けているのかを見る、着色された水の入ったプラスチックの箱がある。中の水がブクブクやっているうちは、肺から空気が漏れているってことらしい。
でもねぇ、痛いよー!本当に。
だって、体の中に異物が入ってんだよ。しかも、聞いたら、肩甲骨の後ろあたりまで。体内で、ヒリヒリした痛みがあるだよ。
おまけに、差し込んだところは、ボールペンでも刺さってるようだし、ちょっとでも動かすと、刺さってるボールペンをグリグリ回されてる感じ。
状況を整理してみましょう。
まず、頭のすぐ上の壁から、管が出ています。その2メートルくらい先に、ドレンバッグなる物がついています。さらにその先、1メートルくらいで体内に刺さっております。その、10センチ脇には、おっぱいのポッチがあります。
こんな状況なので、ベッドサイドに立っても、2〜3歩くらいしか歩けません!
まぁ、立ち上がれたのは、だいぶ後ですが…。
その姿を見て、言われたのが
「うちにつながれてる犬と一緒だな。」
ありがとう、優しい言葉!
さて、治療ですが…、何もしません!
治療の基本は、「安静」みたいです。
チューブを入れたまま、放置されました。安静です!
最初の1週間は、そのまま安静です。とにかく安静!くどい?
入院2日目くらいまでは、チューブを入れたところが痛くて、起き上がることもできないのョ、これが。
だから、売店にも行けず、TVと差し入れの雑誌、それと隠れてする携帯のメールだけが楽しみでした。
特に、携帯なんて「コミュニケーションツールなんだ!」ってことを、痛烈に実感しましたねー。
ホーム > 闘病日記 1 > 2 > 3 > 4 > 5 > 6